民主主義=DEMOCRACY

 

私たちは民主主義に基づく政治を求めます。

日本は議会制民主主義の国です。しかしそれは、この社会や政治について考えること、意見を言うことのすべてを議員に任せておけばいいというものではありません。

主権者は常に私たち自身であり、民主主義は一人ひとりが考え、声をあげることから始まります。議会はそうした国民の意思を一人ひとりが真剣に受け止め議論する場であって、たとえ議会で多数を得たからといって、即民の意思に背く議決を行うことは許されないはずです。

私たちは、この国の平和と人間が大切にされる社会を守っていくために、考え行動します。そしてこの社会で生きる多くの人たちが、社会や政治のあるべき姿を考え、行動することを願っています。

 

 

平和＝PEACE

 

私たちは、平和な日本を望みます。国と国とのもめ事は武力ではなく平和的外交によって解決することを求めます。

２０１５年９月１９日に成立した安全保障法制は、日本が他国の戦争に協力する危険性を持った「戦争法」であり、憲法に違反した違憲立法であると考えています。

このような法律を放置しておくことは、憲法によって国家権力をしばり憲法にのっとって政治を行うしくみ、立憲主義の崩壊を招きます。

私たちは、日本が戦後７０年間培ってきた平和主義・立憲主義を壊す、この法律の一刻も早い廃止を求め行動していきます。

 

 

平等=EQUALITY

 

私たちは、憲法が尊重している差別や分断のない多様性が尊重される社会を望みます。

東日本大震災と原発事故以降の福島県には、地域の放射線量、損害賠償、考え方の違いなどで地域や住民がバラバラになるといったことが起きています。

こうした現状は、本来救済されるべき被害に対し、支援が十分になされていないことに大きな原因があり、国や自治体は線引きせず全ての県民が生活再建を果たし、安心して暮らせるように支援を続けるべきだと考えています。私たちは、こうした分断を乗り越えて、多様性を認め合える人間の結びつきを作っていくために行動します。